国際協力の現場で日々起きるエピソードや日常生活をご紹介。
おもわず本音もこぼれちゃいます。
2010年01月23日
今年は結婚2年目のお正月。初めて黒豆を煮ました。一晩漬けこんで5時間煮る手の込んだもの。苦労のかいあって、おいしく煮付けることができました。お正月の黒豆に節分の豆まきと、冬は「豆」に触れる機会が多いですね。豆といって、すぐ思い浮かぶのは大豆。大豆からは、枝豆、大豆油、きな粉、醤油、味噌、納豆、豆乳、おから、湯葉、豆腐などなど、たくさんできます。まさに日本の伝統文化と食に欠かせない大豆。最近では大豆油を使ったエコインクも。?
でも、95%は輸入に頼っているのが現状だそう。以前、我が家で枝豆の栽培に挑戦しましたが、ほとんど鳥に食べられてしまいました……。今年こそ豊作を願って再チャレンジしたいと思います!
資金調達担当:小川
2010年01月16日
昨年6月に娘を出産し、育児休暇を取りながら仕事をしています。11月には1年ぶりにバングラデシュ出張へ。育児と仕事を両立している先輩ママの現地職員たちと母親同士の話がはずみました。日本では、育児休暇は原則として子どもが1歳になるまで取得できると定められていますが、バングラデシュでは長くても4ヵ月。福利厚生の整っていない組織では、1ヵ月も取れないことも多いそう。もちろん、HFWの職員はしっかり4ヵ月取得しています。
縫製訓練を受講中の村の女性たちからは、娘にと素敵なドレスを頂きました。ブルマがとても小さいのは、オムツを使わない現地ならではのデザイン。母になって初めて知るバングラデシュの側面です。
バングラデシュ担当:西岡
2009年12月26日
インターンを始めて2ヵ月が過ぎました。インド一人旅で目にした貧困に、自分の無力さを痛感。貧困のない世界をつくるため、まず「仕事」を通じ自分を変えたいと思い、応募したインターン。でも最初は、電話の応対や備品の整理すらうまくできず、落ち込むことも……。今では職員の方の助言もあり、失敗を繰り返さないためにどうすればいいか冷静に考えられるようになりました。5分前には待ち合わせ場所に着くなど、当たり前ではあるけれど大切なことを心がけるようにしています。
まだできないことが多い私にとって、「ダメな自分」に向き合う辛い時間。でも今までの自分を見直すいい機会になっています。
国内事業インターン:伊東
2009年12月15日
先日、弟がインフルエンザにかかってしまいました。高熱でうなされ咳込む姿に、家族はみんな不安顔。すぐに休日診療可能な病院へ連れて行ったところ、処方された薬と数日の療養ですっかり元気に。大事に至らず、胸をなで下ろしています。でも、もし私たちが開発途上国の農村部に住んでいたら……。休日診療はおろか、病院そのものが数十キロメートル離れていて、簡単には行けません。何より診療代、薬代を払う余裕は無く、介抱に追われて農作業を休んでいると、収入が減って生活もさらに苦しくなってしまう……。
?日本の便利な環境をあたりまえと思いがちですが、世界全体で見れば少数派の私たち。この事実を忘れずに、これからも開発途上国の自立支援に関わっていきたいと思います。
ウガンダ担当インターン:白石
2009年12月07日
先日、倉庫のような大型スーパーに出かけました。雑貨のコーナーにつくと、「ママ、買って?」と小さな男の子の泣き声が。お目当ては地球儀のようです。でも、このスーパーはアメリカ系のお店で、売っている地球儀に書かれている国名はすべて英語。「読めないから、いらない」というお母さんに対し、「読める」「読めるようになる」と意地を張る男の子。その戦いは、少なくとも30分は続きました。もちろん欲しがるものをすべて買ってあげる必要はありません。
でも、子どもの勉強に対する意欲や好奇心を伸ばすのはとても大切なこと。それには、大人の理解力と根気が重要だ、とつくづく感じました。
ベナン・ブルキナファソ担当:冨田
ハンガー・フリー・ワールド(HFW)は、アジア・アフリカで地域の住民と協力し、飢餓のない地域づくりを行っている国際協力NGOです。
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