海外支部における資金の不正流用の疑いについて : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

海外支部における資金の不正流用の疑いについて

ウガンダ支部における資金の不正流用の疑いについてお詫びとご報告

日頃より種々ご支援、ご指導を賜り厚くお礼申し上げます。

この度、ハンガー・フリー・ワールド(以下「HFW」)の支部であるウガンダ共和国の現地事務所において、ウガンダ人の職員による資金の不正流用行為の疑いが生じました。
みなさまと支援対象住民からの信頼を損ねることになりましたこと、誠に申し訳ございません。会員、寄付者、支援者をはじめ、助成団体、企業、団体、監督官庁、全国の多くのみなさまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしますことを心よりお詫び申し上げます。
現在、事態を重く受け止め、第三者である弁護士と公認会計士も含んだ特別調査委員会を設置して、慎重に調査と原因究明を進めております。

HFWにおきましては、2004年にマラウイ準支部において現地マラウイのコーディネーターによる不正流用事件(注釈1)が発生しております。それを受けて当時、5ヵ国からの活動撤退を含む事業規模の見直しや、内部チェック機能の整備を始めとする適正化施策を実施し、その後も今日に至るまで、会計システムの刷新(2017年)、内部監査担当の役職の新設(2018年)など、不正防止のための取り組みを重ねてまいりました。しかしながら、この度不正流用の疑いの発覚を受け、これまでのHFWの取り組みは不十分であったと厳粛に受け止めて、深く反省をしております。

HFWは、2005年に説明責任の明確化と不祥事の抑止効果を目的として「不祥事案件における情報公開規程(注釈2)」を制定し、事件の事実関係を明らかにした上で速やかに公開すると定めています(第4条公表の手順)。しかし、この度の不正流用の疑いの浮上を重く受け止め、調査の範囲と調査項目を広げることとし、調査完了、及び事実関係と原因の究明には数ヵ月かかる見通しとなりましたため、その後の公開では遅すぎると判断し、ご一報とお詫びのためこの時点での公開に至った次第です。
金額の規模や範囲、プロセス、及び原因などについては調査中であり、判明した事柄についても特別調査委員会の事実認定を得てからの公開となりますが、HFWは引き続き本件に厳正に対処し、速やかにご報告してまいる所存です。みなさまのご理解を、心よりお願い申し上げます。

2019年6月10日
特定非営利活動法人ハンガー・フリー・ワールド理事長
関口和孝

●ご質問・ご意見は、本部事務局長 加茂(渡邉)清孝宛 メール:uganda2019@hungerfree.net、電話:03-3261-4700までお願いいたします。


注釈1:マラウイにおける不正流用金額は295万7321円相当(2005年4月7日現在換算)。前コーディネーターは2004年10月解任、マラウイ準支部は2004年11月閉鎖、前コーディネーターへの賠償を求めた他、当時の役員有志が150万円を補填しました。詳しくはこちら
注釈2:1)本部役職員、支部事務局長の免職処分にあたる不祥事、2)10万円以上の資金不正流用、3)社会的に多大な影響を及ぼす不祥事のいずれかに該当する案件の公開を規定しています(第2条情報の範囲)。

※ウガンダでの事業は継続しております。ウガンダの活動レポートはこちらをご覧ください。