農業省に提案し、ぜい弱な立場の人々を対象にした有機たい肥作りの研修が実現。収穫の向上が期待できます : 飢餓のない世界を創る国際協力NGO ハンガー・フリー・ワールド HUNGER FREE WORLD     

活動レポート ブルキナファソ

2019.02.27 ブルキナファソ

農業省に提案し、ぜい弱な立場の人々を対象にした有機たい肥作りの研修が実現。収穫の向上が期待できます

わら、灰、牛の糞が材料。参加者に持参してもらった

2018年12月18日に、活動地の各4ヵ村で、HFWの基礎調査※で判明した特にぜい弱な立場の人々を対象に農業研修を行いました。この日は各村で計52世帯が参加。HFWが依頼した農業省の専門家が、土壌を改善する有機たい肥の作り方を指導しました。これまで各家庭では、化学肥料や家庭ゴミを肥料として使っており、コストがかかる、効果が十分でなく作物の収穫量や質が上がらない、などの弊害が生じていました。有機たい肥はブルキナファソでは使われているものの、政府や地方自治体が積極的に農家に指導することは行っていませんでした。そこで、HFWが農業省の地方支局に提案。研修が実現しました。農業省の指導員は不足していますが、HFWの研修の成果が認められれば、将来的に他の地域でも農業省が実施する可能性が期待できます。

研修は3回に分けて行われ、この日は必要な材料の準備と仕込みが行われました。肥料の材料はわら、灰、牛の糞を使います。参加者が自分の家にあるものを持参しました。今回教えてもらう肥料は、材料が入手しやすく、コストがかかりません。環境や人体にやさしく、穀物以外にも野菜の生育に効果があります。「専門的な設備を持たない私たちに作れるとても良い方法です」「家族が誰でも作れる肥料を教えてもらって、とても感謝しています」と参加者には好評です。

1月8日には2回目の研修を行い、仕込んだ肥料を混ぜて発酵を促す作業を行いました。さらにもう1回混ぜる作業を行って、約3ヵ月後に完成の予定です。

※2017年に活動地で実施

牛糞と灰を混ぜた上に、木の葉を乗せ、さらにわらをかける

牛糞を灰を混ぜたものをわらの上に乗せ、まんべんなく水をかける

さらにわらを乗せ、黒いシートで覆い、保温効果を高める。途中2回ほどかき混ぜ、3ヵ月ででき上がる

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