HFW事務所にて、事務局長の細井なな近影
第15回クボタ・毎日地球未来賞 受賞記念活動報告会に選考委員として参加
クボタ・毎日地球未来賞とは
「クボタ・毎日地球未来賞」は、株式会社クボタと毎日新聞社が主催し、「食料」「水」「環境」の分野で課題解決に取り組む市民や若者を表彰・応援する取り組みです。表彰を通じて、その活動を広く社会に発信することを目的としています。
第15回受賞記念活動報告会は、2月14日に毎日新聞大阪本社オーバルホールで開催されました。ハンガー・フリー・ワールド(以下、HFW)事務局長の細井ななは、選考委員として本報告会に参加しました。
応募総数112件の中から、毎日新聞社内での一次選考を経た28件が選考委員による審査対象となりました。各委員が約2週間にわたり評価コメントを提出し、その内容をもとに協議を重ね、最終的に12件が受賞対象として選ばれました。今回の報告会では、受賞者による活動発表が行われるとともに、選考委員から講評が行われました。
選考委員は以下の5名です。
・細井なな(HFW事務局長)
・高橋郁様(ウォーターエイド・ジャパン事務局長)
・平本督太郎様(金沢工業大学教授・SDGs推進センター所長)
・太田旬治様(株式会社クボタ常務執行役員)
・福島良典様(毎日新聞社主筆)
なお、HFWが選考委員を務めるのは2回目。昨年の第14回では年次報告書に本賞を掲載し、団体の対外発信の幅を広げました。また、受賞高校の教員から「研究成果を広く紹介する機会が少ない」との相談を受け、「世界食料デー」月間の賛同団体としての参加をご案内したところ、実際に賛同団体として登録いただくなど、新たな接点づくりにもつながっています。
また、同じく選考委員の株式会社クボタの太田様との対談や、昨年開催された大阪・関西万博「未来の都市」パビリオンのクボタプレイスにて、未来の”食と農業”をつくる一人として細井が紹介されるなどもしました。
同じ志を持つ人たちが連携して、未来の課題を解決していく
報告会当日は、選考委員から気候変動や排外主義などの世界的なリスクが増大することに対する懸念が語られました。細井からも「HFWは『食料への権利』という、誰もが当然持つべき権利の推進に取り組んでいます。『食料』『水』『環境』の問題は、もはや一地域や一団体だけでは解決できない危機的な状況にあります。この賞に参加することは、同じ志を持つ仲間と出会い、学び合う機会でもあります。選考ではみなさまの活動を拝見し、技術だけでなく、それをいかに持続可能なものにするかという点に注目しました。」と所感を述べました。
実際に受賞した活動では、革新的な技術の導入にとどまらず、地域社会に根差し、長期的に運用される仕組みづくりをめざす取り組みが多く見られました。単発的な成果ではなく、持続可能な仕組みを地域社会にどう築くかという視点は、HFWが各国で進めてきた参加型開発の考え方とも通じるものです。
第15回の受賞内容については、毎日新聞の記事でも紹介されています。詳細は下記をご覧ください。
https://mainichi.jp/articles/20260110/ddm/012/040/041000c
今後も、本賞への参画を通じて「食料への権利」という視点を社会に広げるとともに、食と農業の未来を担う多様な主体との連携を深めていきます。